
もう外の飼育槽は氷で一面おおわれています。
(使用していないですが)
初冬にてんとう虫をみつけたんですが、冬眠前だったのでしょうか?
さて、大寒というだけにとても寒いですが、風邪ひかないようにしましょう!!
今日はタナゴについてのシリーズ。
よみものです。
私の経験則でのお話ですので何か参考になれば幸いです。
コイ目コイ科タナゴ亜科
タナゴ属
▼ 口にひげがある (ただしイチモンジタナゴではきわめて短い)
▼ 体側に1本の縦帯(だいたい青色)がある
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以下は、今回記載する種に共通する特徴です。
▽ 背鰭分枝軟条数(体との付け根から背ビレに走る直線のようなもの)は10以下
▽ 体高は低い
イチモンジタナゴ
※体側縦帯の前端は肩部の暗色班に達する

●生息地;平野部の湖沼や池、用水路
濃尾平野、近畿地方
●婚姻色;薄ピンクのヒレ、深緑色の体色、青・ピンクの一文字模様
●春産卵型
・なんといっても一文字模様がきれい!
・水質に比較的うるさくない。
・臆病な性格なので、隠れ家は必須。
・一方、上部フィルターの流れ込み(流水口)やエアレーションの泡でよく遊ぶ。
・ドカンや多めの水草でしっかりとした隠れ家をつくり、自然に近づけるとよく動き回ってくれる。
・赤ムシを好んでよく食べる。(ほかのタナゴよりも食いが良い)
・飼育槽での産卵は極めて難しい。
マタナゴ(タナゴ)
※体側縦帯の前端は、腹ビレよりも前

●生息地;平野部の湖沼や池、用水路
関東地方以北から青森県までの太平洋側
●婚姻色;全体的に黒々とし強調的、紫色の体色、白く縁どられたヒレ
●春産卵型
・丈夫で、白点病になりにくい。
・体高がとても低い。
・適度な数で飼育するれば痩せにくい。餌の食いがよく、食欲旺盛!
・婚姻色がとにかくキレイで、黒々している様子は他と異なり、ヒレの白色が余計に目立つ。
・水槽内を上から下まで泳ぎ回る(上層をよく利用している)。
・驚きやすいのでびっくりさせないようにすること(ショックを与えない)。
特に、換水時は要注意。 ⇒1回1/3程度。1か月に1回2/3程度がよい(経験上)
・水質安定のために、水草をたっぷりと入れた方が良い。
次回へ続きます( ´ ▽ ` )